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基本動作(体配)について

ここでは弓道の練習の際でも知っておきたい姿勢や基本動作、試合や審査でも必要な体配についてお伝えしています。
上達の参考になれば幸いです。

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基本動作(体配)について記事一覧

弓道の基本姿勢には、立った姿勢、腰かけた姿勢、座った姿勢、爪立って腰を下ろした姿勢(跪坐・蹲踞)の4つがありますね。それぞれのお基本姿勢によっても、視線を何メートル先を見るか決められているので、日頃の練習から意識しておくことが大切です。まず立った姿勢は、肩などに力を入れすぎないように注意し、自然体を常に心がけるようにすることが大切です。ポイントとしては、平行になるように両足を揃え、つま先は開かない...

弓道の基本の動作である立ち方がしっかり出来ていますか?跪坐からの立ち上がり方は坐射に必要な動作になり、とても重要になってきますね。その為、細かいところまで注意を払うことが大切で、特に呼吸の仕方など、動作と呼吸が滑らかに連動するようにしっかり練習しておきたいものです。そして、呼吸をするタイミングは、足を踏む出す際に息を吸い、足を揃えた時に息を吐くようにします。立つ動作は胴造りが崩れやすいので、足を踏...

弓道の基本の座る動作が上手く出来ていますか?中学生や高校生の大会では、時間短縮などの理由から立射で競技が行われることが多いですが、いずれにせよ段級審査では坐射が必要になってくるので、基本動作の座り方をしっかり習得しておくことが大切ですね。そして、坐り方での大切になってくるのが、腰を沈める時の上半身の姿勢です。普段の生活で椅子に座るように体重を腰にあずけて座ろうとすると、上体が前に崩れやすいものです...

弓道の基本の動作の一つである歩き方が正しく出来ていますか?大会での入退場はもちろん、本座からの移動する際など、弓道を行う上で欠かすことが出来ない動作ですね。特に弓道を始めたばかりの初心者の方なら、歩き方というと簡単に考えるかもしれませんが、実は注意点など、気をつけるべきポイントは多くあります。まず、視線は4メートル先を見据えて、膝を曲げないで腰を前に出すような感じで、呼吸に合わせて歩くようにします...

弓道の基本動作である停止体や歩行中の回り方が上手く出来ていますか?動きの中にも終始姿勢が崩れず、正しい隙のない動作になれば、その所作には美しさも備わってくるので、しっかり修得することが大切ですね。そして、まず停止体の回り方で気をつけたいのは、足だけで行うのではなく、回る方向に意識を向けて、腰を回しながら動作することです。停止体の回り方の基本となる足の運びは、回ろうとするほうの足先に、もう一方の足を...

弓道の射を行う為の基本動作の一つである、坐しての回り方が出来ていますか?これはいわゆる開き足と言われる回り方ですね。基本の坐しての回り方のやり方としては、跪坐から腰を真っ直ぐに伸ばし回る方向に気持ちを集中させます。この時に吸う息で腰を伸ばして、息を吐くようにします。再度、吸う息で腰を回しながら、回る方向とは逆側の足を出来るだけ90度になるように回転させ、もう片方の足を引きつけながら腰も一緒に下ろし...

弓道の基本動作である座りながらの礼(座礼)が上手く出来ていますか?座礼の仕方は、背筋が曲がらないように伸ばし、頭が前後に揺れないようにして正しく座った状態のまま、吸う息で上体を屈め、自然に両手が動くように礼を行ことが大切ですね。礼の様式には、指建礼、折手礼、拓手礼、双手礼、合手礼などがあり、時、所、位に応じて礼を行うようにします。そして、体が15度くらい前に屈した時には、手は体の側面にきて、手のひ...

立礼がしっかり出来ていますか?弓道の射を行う基本動作である立礼も、座礼と同様に首や背中丸めたりせずに、背筋を伸ばした正しく立った姿勢を保ちながら腰を軸にして屈体し、手は軽くももにふれ、自然な状態で礼を行います。この時に両手が下るにつれて、徐々に真正面に向かい、両手の指先が両方の膝頭につく位置まで上体を屈めるのが最も深い立礼です。この時には、肘を張らないように注意しましょう。そして、立った姿勢の手の...

揖と礼の違いが分かりますか?揖(ゆう)とは、行射に入る前と終わりに行う礼で、立った姿勢、もしくは座った姿勢で、背筋を伸ばして上体を約10センチほど傾斜させた会釈のことを言います。(両手は動かさない)これより上体が傾斜して倒れていると浅い礼に近くなってしまいます。そして、ゆっくりと伸び上るような心持で静かに元に戻します。呼吸は礼と同様に三息で行い、吸う息で上体を屈め、屈めたままで息を吐き、吸う息に連...

正しく矢と弓を持つ執弓の姿勢を心得ていますか?時々、どのような姿勢でなければならないか、全く考えていないよう姿勢の人が見受けられます。執弓の姿勢は、まず正しく立った姿勢で左手で弓の籐頭(矢摺籐と握り皮の境)を握って、腕の外に弦、弓の末弭は体の中央に置いて、床から10センチほど上げます。(跪坐もしくは正座の時には床に置きます。)この弓に対して矢先は弓の先に向かい、延長して弓の末弭と交わって、二等辺三...

立射の手順を理解していますか?弓道初心者がまず覚えておきたいのが立射ですね。弓を引く作法の基本は坐射ですが、その簡略なやり方として立射があります。ですが、試合で立射形式で行うことも多いのでしっかり最初に習得しておくことが大切です。そんな立射の手順としては、両足のつま先を本坐のラインになるように立って、執弓の姿勢のまま弓の先端を床に着けないように揖を行います。そして、最初の左足の1歩目は少し大きめに...

弓倒しと退場が上手くできていますか?弓倒しの正確な動作や退場の仕方は、競技会はもちろん審査にも影響します。そのため、気を抜かずに正確なポイントや注意点を押さえることで、美しく締まった弓倒しや正しい退場を実現できます。まず、弓倒しは弓の末弭を射手の正面中央に床面10センチくらい低く納めます。両手は左右の腰の辺に納めましょう。そして、弓倒し後には、執弓の姿勢に正確に戻ることが重要です。その際の弓の倒し...