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基本動作の歩き方の注意点

弓道の基本の動作の一つである歩き方が正しく出来ていますか?
大会での入退場はもちろん、本座からの移動する際など、弓道を行う上で欠かすことが出来ない動作ですね。

 

 

特に弓道を始めたばかりの初心者の方なら、歩き方というと簡単に考えるかもしれませんが、実は注意点など、気をつけるべきポイントは多くあります。
まず、視線は4メートル先を見据えて、膝を曲げないで腰を前に出すような感じで、呼吸に合わせて歩くようにします。

 

 

この時に胴造りを崩さないようにし、足の裏が出来るだけ見えないようにすり足で歩き、つま先と踵を出来るだけ上げないようにします。

 

 

また、弓を持つ時は、弓のうらはずが床から10センチの高さになるように維持します。
足幅の目安は、男子なら2メートルの距離を3歩半で歩き、女性なら4歩で歩くようにします。ですが当然人それぞれ体格も違うので、目安として覚えておきましょう。

 

 

そして、本座から射位まで進む場合は、坐射なら2メートル、立射なら1.5メートルの距離を3歩4足で歩くようにします。そうすることで、射位のやや手前に立つことが出来ます。
3歩4足とは、3歩進んで4歩を3歩目の足に揃える歩き方です。

 

 

呼吸は、息合いに歩行を合わせる一息二歩で行います。
息を吸いながら左から1歩目を出し、息を吸いながら2歩目の右足を出し、今度は息を吐きながら左足の3歩目出し、息を吐きながら4歩目の右足を出すというようなリズムで行い、5歩目以降も同じサイクルで呼吸をしましょう。

 

 

どちらにしても、歩き方などの基本的な体配りは普段の立射の練習から正しく行っていれば、試合や昇段審査などで慌てることもなくなるので、今のうちからしっかり基本をマスターしておきましょう。

 

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