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立礼の仕方

立礼がしっかり出来ていますか?
弓道の射を行う基本動作である立礼も、座礼と同様に首や背中丸めたりせずに、背筋を伸ばした正しく立った姿勢を保ちながら腰を軸にして屈体し、手は軽くももにふれ、自然な状態で礼を行います。

 

 

この時に両手が下るにつれて、徐々に真正面に向かい、両手の指先が両方の膝頭につく位置まで上体を屈めるのが最も深い立礼です。
この時には、肘を張らないように注意しましょう。

 

 

そして、立った姿勢の手の位置と深い立礼のときの手の位置の真ん中まで下がった屈体が普通の立礼になります。
時や所、位にもよりますが、深い礼以外は、上体の深さ(角度)はおよそ45度が基準になり、礼が終われば、静かに上体を起こし、両手も元の位置に戻します。

 

 

また、座礼と同じように呼吸に合わせて吸う息で上体を屈めて、屈めたままで息を吐き、吸う息につれて上体を元に戻す三息で行います。
なお、立礼も座礼と同じく体を屈する時よりも上体を起こす時の方が大事で、頭が遠くを通って元に戻るように意識して行うと、気持ちも伝わりやすいでしょう。

 

 

何はともあれ、基本を押さえて各場面による礼のやり方を間違えないようにしっかり覚えるようにしましょう。

 

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