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メンタルトレーニングで緊張をコントロールしよう

メンタルトレーニングをしっかり行っていますか?
大会になると、緊張しすぎて引き分けの途中で離してしまうなど、早気になる人も少なくないのではないでしょうか。
特に団体戦では、皆に迷惑をかけたくないという方もいるでしょう。

 

 

そもそも弓道で緊張が高すぎると力みすぎたり、動作が速くなって体配が不自然な流れにいなったりします。
落ち着きがなく、頭の中は真っ白になり、早気が生じる一因にもなります。

 

 

思考や視野なども狭くなり、後で何をやったのか覚えていないのもこの状態です。
かといってリラックスのし過ぎも良くはなく、集中力に欠けてパフォーマンスが下がってしまいます。

 

 

一方で、何をやっても上手くいく、弓道でいえば的が大きく近くに感じたり、体配もスムーズで流れに乗っている感じというのが、心と体が一つになって集中している状態です。

 

 

メンタルトレーニングは、このような最高の緊張状態にもつていくのが目的の一つなのです。
そして、弓道は緊張のコントロール、心の安定が求めれる競技と言え、その度合いは個人差があるのはもちろん、近的や遠的などの種目によっても違ってきます。

 

 

一般的には、近的のほうが緊張の度合いが高い傾向にあります。
これは、競技中の心拍数で分かり、行射中は人によって150〜160毎分になることが分かっています。

 

 

この数値は、身体活動が少ない弓道では数値が高すぎると言え、このようになるのは明らかに心理的影響を受けているからに他なりません。
したがって、最適な緊張状態で高いパーフォマンスを上げるには、競技中の心拍数の安定、つまり緊張のコントロールが大切になってくるわけです。

 

 

そして、緊張状態の低い場合というのは、呼吸もゆっくりしているものです。
つまり、緊張状態は呼吸のコントロールなのです。

 

 

そして、呼吸はリズムです。これは心と体、更には技術のリズムでもあります。
打ち起こしから離れまでの自分に合った時間、リズムを身につけることが、最高の緊張状態を作り上げることに繋がるのです。

 

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