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ゆがけの付け方と手入れ

ゆがけの付け方や手入れの仕方をご存じですか?
ゆがけは、ご存じだと思いますが弓弦を引く右手に装着する道具で、右手を保護するプロテクター的役割と、弓を引きやすくする為のものです。

 

 

ゆがけも種類には、指の本数によって三つがけ、四つがけ、諸がけなどがありますが、弓道初心者は親指の動かしやすい柔帽子を使い、上達してきたら強い弓を引いても親指が痛まないように補強してある堅帽子を使うよういした方が良いでしょう。

 

 

ゆがけの付け方は、親指と人差し指、中指をそれぞれ入れて台革を手に巻き、懸紐は台革の真ん中よりも手首に近い方に巻きつけます。
懸紐の先は内側に軽く巻き込むようにするか挟み込んでおきます。

 

 

弓道の段級審査ではゆがけピンを使うことが認められていないので、普段の練習からピンは使用しない方が良いですね。
また、ゆがけは、なめし皮を糊付けして縫製したものなので、手入れが悪いとはがれてしまう心配があります。その為、つける時には汗や皮脂などが付かないように、木綿の下掛けを必ずつけてからにしましょう。

 

 

そして、ゆがけを長持ちさせるには、使い終わったら日陰の風通しの良い場所で、しっかり乾かせることが不可欠で、手入れした後は、乾燥剤などを入れて箱などに保管したほうが良いでしょう。

 

 

ゆがけは射技に大きく影響してくる道具なので、新しいものよりも使い慣れたものがしっくりすることから、なかなか変えられないという人も多いものです。
その為、正しいゆがけの付け方と手入れを弓道初心者の内からしっかり習得しておくことが大切です。

 

 

また、ゆがけを選ぶ時には、親指の向きと長さを確認することが重要です。
親指が先端が中指の方に向いており、手に装着した時に、指の先が余ったりつかえたりしないで、内側に親指の先端がぴったりフィットするものが良いです。
自分の指の長さのものを選ばないと、矢を引く際に弦から矢が外れたりします。

 

 

また、各部に名称がつけられていますが、矢を安定させるには弦枕の位置が重要です。
弦枕とは親指の根元部分で、矢を引く妻手は離れまで親指の根元で矢を保持するようになる為、この位置が射技の離れに大きく影響してくるのです。

 

 

したがって、自分の親指の根元の位置とゆがけの弦枕の位置が同じになるかどうか選ぶ時に確認しましょう。
なお、離れの緩みで悩んでいる選手も多いものですが、いずれにしても弦枕に問題がある可能性があります。

 

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