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弓道の停止体・歩行中の回り方

弓道の基本動作である停止体や歩行中の回り方が上手く出来ていますか?
動きの中にも終始姿勢が崩れず、正しい隙のない動作になれば、その所作には美しさも備わってくるので、しっかり修得することが大切ですね。

 

 

そして、まず停止体の回り方で気をつけたいのは、足だけで行うのではなく、回る方向に意識を向けて、腰を回しながら動作することです。
停止体の回り方の基本となる足の運びは、回ろうとするほうの足先に、もう一方の足を90度になるようにT字型にかけ、のちに両足を揃えるようにします。

 

 

例えば、停止体から右に回るようなら、右足を軸にして左足を直角になるように出し、回り終わると同時に右足を左足に揃えるようにします。
また、後方への回り方(180度回る場合)は、右足を軸にして左足を直角に出し、その後、右足を左足の後ろに直角になるように出し、回り終わると同時に左足を右足に揃えます。

 

 

一方、歩行中の回り方としては、例えば、歩行中に右に回って向きを変える場合なら、左足のかかとの位置で、右足を小さくL字型を作るように右に踏み出し、続いて左足を踏み出して進むようにし、視線は常に4m先を見るようにします。

 

 

また、後退途中で右に180度回る場合は、左足のかかとに右足のつま先がくるように小さくL字型を作り、続いて左足を右足に対して直角になるように踏み込んでT字型を作り、回り終わると同時に左足に右足を揃え、左足を出して進みます。

 

 

なお、踏み出す足のリズムは一定にし、足だけで回ろうとせずに、腰で回る意識を持って行いましょう。

 

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