狙いのつけ方(的付け)
弓道での狙いのつけ方(的付け)が上手く出来ていますか?
狙いは右目主体で見るようにし、会に入った時に、弓の左側から的が半分に見えるのが正しい狙いでしょう。
但し、その人の体型によって見え方が変わってきます。
矢が的方向に向いていても、その人が痩せているのか、太っているのかなどによっても見え方が違ってきます。
その為、狙いのつけ方には,矢摺籐から左側に的が見える満月、左側に半分だけ見える半月、的が矢摺籐の中に隠れてしまう闇の3種類に分けられます。
そして、胴造りが正しく出来ているか確認し、下半身のバランスを整えたら、狙い位置を第三者に真後ろから確認してもらうと感覚を掴みやすいです。
そこで狙いがついているところの的の見え方がその人の狙いになるので、その時の弓との位置関係を覚えておくことが大切です。
また、狙いからくる癖もありますね。
矢の向きが下になっていると、離れの瞬間に動いて矢を離したり、左手を切り上げるような離れになりやすいです。
これは狙いの不正が原因となっている典型でしょう。
離れで弓手が前にでてしまうような人は、左目で狙っている人が多く見られますが、狙いは右目主体です。
主眼が左目の場合は、狙い位置が取れているか注意しましょう。
なお、射形の安定しない初心者のうちは、指導者に後方から正しい狙いをつけてもらい、的の見え方やその感覚などを覚えるようにしてください。
この教士七段 増渕敦人監修の弓道上達革命DVDでは、自分が右目なのか、左目が主体なのかを調べる方法も解説してあり、右目でしっかり的を正しく狙えているかどうかわかります。
また、離れの悪癖についても説明してあり、狙いのつけ方を正しくすることで矯正に繋がるので、的中率を上げる為にもしっかり学ぶと良いでしょう。
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