良い射のイメージを持つことが上達の近道
弓道は良い射のイメージを持つことが上達の近道。
それには、上手い人の射を良く見て観察してイメージを形成することが大切です。
よい射を多く見て感じ取るように努力すれば、しだいに良い射のイメージが形づくられてくるからです。
たくさんの言葉によるイメージ作りよりも、目で見たイメージ作りのほうがたやすいことが殆どです。
そういった意味では、弓道では的中率の高い上級者の技術を視覚でとらえるようにすることは上達の助けとなり、それを真似ることは上達の近道となりえます。
例えば、矢をはなっ後、矢が飛んで行ったところ(矢所)を確認するとともに自分の離れの良否を反省することが大事です。
矢所が乱れるというのは、矢が的の上や下に行ったり左右に散ったりしており、矢の飛んでいく所が定まっていないということ。これは、昇段審査でもチェツクされます。
どうしてそこに飛び中ったのか、外れたのかを考えることが大事。
毎回、習慣にしておきたことの一つです。
矢が飛んだ場所には必ず理由があり、狙い、頬付け、姿勢、馬手、弓手など…その理由を探し出し、次はどこに注意して引けばいいのかを自分で判断できるようになりたもの。
これは簡単なことではありませんが、練習を繰り返し、それが少しずつわかるようになってくれば、上達が早くなり的中率も上がってくるはずです。
それには、自分の射を見つめなおすとともに、上級者の射もよく見て観察することで、自分の悪いところもわかり、飛躍的な上達につながるということに気づかされます。↓↓
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