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【何秒必要?】会は考えることではない!体の感覚でイメージしよう!

自分の八束いっぱいに引き込んだ状態が会ですが、会の構成は五十重文字。これはすでに説明しているので省きますが、会において重要なことは伸び合い・詰め合いです

会は何秒必要

 

胸弦と頬付けがついた会の状態から、弓の圧力に対して弓に負けないように張り合うということが伸び合いです。したがって、弓力に負けないように張り合うことであって、決して矢を引き伸ばすという状態ではありません。

 

詰め合いというのは、形の上で発射の姿勢を整えることですので、それには肩、肘、手首などの関節を伸ばしていくという感覚でイメージを持ちながら、更に、足首、膝、腰の関節をぐ〜っと伸ばしていくような感覚を持つことが必要でしょう。

 

 

ですので、会とは弓を引きおさめ発射の準備を整える過程なので、伸び合い・詰め合いのこと。そういっても良いと思います。

 

そして、会の状態で伸び合い詰め合いが、いかにできて十分に心気力が充実した状態から気の発動とともに離れが生じてきます。この離れの時期ですが、まず自分の会の狙いをしっかりつけます。ここから伸び合い詰め合いを意識して行っていくようになります。

 

そのため、気力が充実し、角見の働きと離れの時期が会得のポイントといえるかもしれません。

 

 

その後、伸び合いの究極、適正な発射の瞬間をやごろともいいますが、離れの時期、気力が十分に充実した状態から角見が働いて矢がていくわけですが、離れというのは言い換えれば気力の発動ですから、せいぜい短くても3秒から5秒は会(伸び合い・詰め合い)が必要になると思います。

 

よく会で何を考えているんですか?という質問をされる人がいますが、会の状態では頭で何をするのか考えるのではなく、体の感覚で、離れた後の残身のイメージをしっかり作っておくことが肝心です。

 

要は離れた後の残身の形ですね。理想の残身の形とは、両拳がほぼ肩の高さになります。この残身の形を会の状態で身体で感じていること、イメージしておくことがコツになってきます。

 

 

したがって、実際の残身の位置が、残身のイメージとほぼ同じになることが理想です。とは言え、自分では難しい…。そのような会の意味を含めて的中率9割を誇る上級者の感覚もしっかり理解しておくと射にも影響が出て、効率よく的中につながるはずです!

 

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