引き分けができない
弓道で上手く引き分けが出来ないという人も多いかと思います。
引き分けに関しては、押手7で引手3の力が良いと指導されたりもしますが、これは日本人は右手が強いので左手を強く推せという意味合いがあると思われます。
弓道を始めたばかりの初心者は、左手でリードしないと矢こぼれを起こしてしまうこともあるので、左手のリードも必要かとは思いますが、学生の方に多いのは、押手を強く押してしまって、会に入って伸び切ってしまっている人が多いように感じます。
そうなってしまうと会で伸び合う力がなくなってしまいます。ですので、引き分けでは押手の使い過ぎは良くありません。
右手で引っ張らず、両手で左右に押し広げる感じで、押手は弓と同じ力で引くぐらいで、力を溜めるようにすることが理想でしょう。
引き分けは弓手の肘が伸びるだけという意識をもっといいかもしれません。
弓の反発を感じながらゆっくり引き、力を溜めて最後に離すようにするえわけですね。
いずれにしても、引き分けでは押すことに力を使い過ぎず、その分、力を溜めて、最後に伸び合ってリリースするようにするといいかと思います。
実際にアーチェリーでも同じように引き分けで力を溜めて、最後に強い伸び合いをする選手が良い成績を上げています。
待望の中級者向け!弓道DVDがリリース!
関連ページ
- 足踏みのコツ
- 胴造りのコツ
- 弓構えの留意点
- 取懸けの手順
- 手の内の作り方
- 物見の手順
- 打ち起こしの高さ(角度)と手順
- 引き分けと大三の留意点
- 会の構成の留意点
- 離れのコツ
- 残心の重要性
- 早気の直し方
- 弓道の練習で出来るマメ
- 大三以降の引き分けのコツ
- 狙いのつけ方(的付け)
- もたれを克服するには?
- 口割りが低くなってしまう
- 平付けを改善するには?
- 顔向けの不正
- 顔を打つ
- もたれの技術的要因
- 胴造りの重要性について
- 詰め合いと伸び合いとは?
- 羽引きと円相の構え
- 弓道の押手について
- 会の意識とは?
- 利き目の調べ方
- 大三から引き分けの留意点
- 弓構えで人差し指に力が入りすぎる
- 取り懸けのやり方と矢の位置
- 取り懸けの親指と弦の位置
- ゆがけの使い方の押さえてきたいポイントとは?
- 良い射のイメージを持つことが上達の近道
- 手の内の射癖!大三で崩れるのは?
- 会で射癖を生じさせない意識するポイント
- 打ち起こしの射癖!意識する感覚とは?
- 物見の射癖!狙いの見え方も変わってくる
- 引き分けの射癖!会に入る前のチェツクポイントとは?
- 離れの馬手について!理想は自然に見えること
- 引き尺がとれない、足りない
- 離れでのひねりの力について
- 弓道の大会で緊張・あがりはなぜ起こる
- 中押しのポイントとは?上手くできないなら、、、
- 行射動作とその確認には時間が必要?!早気の解決を困難にしているものとは?
- 残心の形!意識するポイントとは?
- 的の見方と弓手の動きの関係!的中率を上げる狙いのつけ方とは?
- 射の運行イメージを持って練習すれば的中率も上がる?!
- 離れ(狙い)の悪癖の直し方
- 肩や肩甲骨の動きについて!肩が上がる矯正法とは?
- 上級者を目指すなら守破離を旨としよう
- 取り懸けに違和感があるならゆがけの中の指に注目しょう
- 弓手の手の内と弓!注意点と押さえておくべきポイントとは?
- 【何秒必要?】会は考えることではない!体の感覚でイメージしよう!
- 口割りが低い!直し方と練習法とは?