胴造りの重要性について
胴造りの重要性について正しく理解していますか?
胴造りは正確な足踏みを基礎とし、矢が正しく的に当たるようにする為には、まずは正しい姿勢を作る必要があります。
それには、足踏みが大切になります。
胴造りはこのように正しい足踏みの上に、上体を正しく安静に置いて腰を据え、左右の肩を落とし、背骨から首を真っ直ぐに伸ばし、呼吸を整え、体の重心を腰の中央に置き、丹田に心気を収める動作です。
このようにすることで全身の均整もとれ、縦は天地に伸び、横は左右に自在に働きかけれるようになります。
こうした柔軟かつ、隙のない体の構えを作ることが大事になります。
そのようにすれば、結果的に、反る、屈む、懸る、退く胴などがなくなって中胴となりますし、そのように努めなければいけません。
こうした動きは次の動作へ移行する上での前提になり、正しい胴造りは一見極めて単純な動作にみえますが、内的には非常に重要になるのです。
いずれにしても、最初に間違って覚えると、後から直すのも大変になるので、はじめの段階で正しく正確にできるように基本を身につけておきしょう。
なお、修行に応じて自己評価することはその成果を確認する意味で大切です。
胴造りの重要性については段級審査の初段の学科にも出題されることもあるので、しっかり頭と体で理解ておくといいと思います。
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